このページの先頭です
ここから本文です
  1. トップ
  2. 最高のインド旅行にするために

最高のインド旅行にするために

知っておきたい、インドのあれこれ

基本編

あいさつはにこやかに合掌して「ナマステー」。

人に会ったら、朝でも夜でもにこやかに合掌して「ナマステー」と挨拶を。「ナマステー」はヒンドゥー教のフォーマルな挨拶ですが、宗教に関係なく全インドでよく通用し、「あなたを敬う」という意味を持ちます。合掌は、インドでは日本のお辞儀にあたるしぐさです。人と人がお互いに敬い拝む、と考えると、とても気持ちがいい挨拶です。人と別れるときも「ナマステー」の挨拶でOKです。
画像1

インドは何事も大らか。いらいらせずに受け入れましょう。

民族・宗教の異なる10億超の人々が共に暮らす大国、インド人の気質は「柔軟」で「おおらか」。同時に「ルーズ」で「大雑把」ともいえます。「まじめ」で「几帳面」と言われる、日本に暮らす私たちとは正反対。また、「サービス」という考えが浸透していないので、バザールやホテル、レストランなどでスタッフの無愛想な態度や、非効率で雑な仕事ぶりが目に付くかもしれませんが、文化の違いと割り切って受け入れるか、ツッコミどころが多すぎるのをあえてお楽しみください。なお、観光地などで妙に愛想良く声をかけてくる人々には逆に注意が必要です。
画像2

左手は不浄の手。握手や物を受け取る時は右手で。

インドでは、体の右が「浄」、左が「不浄」とされています。握手をする際に左手を差し出すのは失礼にあたるので、注意しましょう。女性の場合は、相手によっては握手に応じなくてもOKです。
画像3

トイレには紙がない!

インドの旅が快適なものになるかどうか、ひとつはお手洗いの問題にかかっているといっても過言ではありません。ホテル以外のトイレには紙がないことが多く、かわりに足下に蛇口と手桶が。これが有名な「インドのお手洗いでは左手で拭く」ための道具です。10億人超とも言われるインドの方全員が紙を使った場合、森林資源はいくらあっても足りないことを考えると、大変理にかなったシステムですが、慣れていない旅行者は無理にインドスタイルに合わせる必要はありません。ポケットティッシュやトイレットペーパーをご持参になれば大丈夫です。 
画像4

露出が多い服装は避けましょう。

インドでは、肌を露出する習慣があまりありません。 旅行者といえど、ノースリーブやミニスカート、ショートパンツなどの服装は避けましょう。特に女性の肌の露出が多い服装や、体にフィットするような服装は避けましょう。
画像5

男性は女性に、女性は男性に気をつけましょう。

結婚が神聖視されているインドでは、未婚の男女に対する管理は厳格です。
インドの若者はフリーな恋愛結婚に憧れていますが、実際は親の決める結婚のケースがほとんど。そのため、若い男女がふたりだけで親しく付き合うことは御法度とされています。この風潮は都会ではなくなりつつありますが、インドでの異性の付き合い方には充分注意しましょう。特に、女性への風あたりはまだまだ強いようです。
一方で「外国人は皆性的にフリーだ」という妄想や偏見を抱いているインド人(特に男性)もいるようなので、特に女性は強引に近づいてくるインド人男性に注意しましょう。勘違いされるような曖昧な態度は決してせずに、常にハッキリとした姿勢で断りましょう。また、外国人女性は痴漢に狙われやすいので、人混みや電車・バス車内では警戒するようにしましょう。
画像6

おつりがもらえるとは限らない

10ルピー以下のコインのおつりは、必ず返ってくるとは限りません。ごまかしているわけではなく、本当にコインが足りてない場合が多いのです。1ルピーの代わりにガムやキャンディを渡されることがよくあるので、そういうものだと思って受け取っておきましょう。
画像7